「これでは逆効果になるのではないか」。英語の能力を測る民間試験「TOEIC」(国際ビジネスコミュニケーション協会)をめぐり、 受験希望者からこんな声が漏れている。 「TOEIC」は今年、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて3〜6月のテストが中止となっていたが、 9月13日に実施予定の「第252回公開テスト」の申し込みが8日、行われた。 すると、ネットによる申し込み受付開始と同時にサイトには受験希望のアクセスが殺到。 ツイッターには「繋がらない」「申し込めない」といった声が相次いだ。 新型コロナ感染対策として受験者数を制限する定員制が導入されたことが主な理由で、東京や関東圏の会場はあっという間に満員に。 辛うじて空席がみられた会場は宮城や福島、沖縄、函館などで、受験生からは「新規のコロナ患者が増えている東京から受験に行っても大丈夫なのか」 「他県からの受験生が殺到すれば、かえってクラスター(感染者集団)が発生するのではないか」との疑問の声が出ていた。 それにしても、なぜ、「TOEIC」はこれほど人気が高いのか。 都内の私大3年生の前島豊さん(21・仮名)は「大学院への進学、他大学への転入試験のほか、 就職試験のES(エントリーシート)にもいまや『TOEIC』のスコアは欠かせない。 つまり、学生にとって将来がかかっているのです」と言い、ため息交じりにこう漏らす。 「こういう時ぐらいは受験を勘弁してほしいと思うのが、『TOEICer』と呼ばれる、 いわゆる『TOEIC』を年に何回も受験する人たちです。 満点を何回取ったとかが自慢らしいのですが、就職や進学を考え、日々の限られた時間の中で勉強している人たちにとってはたまりません。 今年は特に受験の機会も限られているので、『TOEICer』の受験は何とかならないかと思ってしまいます……」 次回の申し込み受け付けは22日(テストは10月4日実施予定)だが、どうなるか。 TOEICに応募殺到!学生から「TOEICerは遠慮して」と嘆き声 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/275793
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