この黄色く輝く不思議な生き物の正体は、オーストラリアのメルボルンで保護された「オポッサム」の子供です。 オポッサムはそのネズミのような外見から「フクロネズミ」とも呼ばれています。通常は灰色や褐色ですが、今回保護されたオポッサムは真っ黄色。 海外では、「黄色いネズミ=ピカチュウにそっくり!」と話題になっているようです。 しかし、オポッサムは夜行性の生き物。 なぜ暗闇で目立つ、明るい色になってしまったのでしょうか? ■明るい黄色は突然変異の結果 オポッサムはオーストラリアやニュージーランドに棲息する小型の有袋類で、通常は樹上生活を行いながら暮らしています。 主な食べ物はユーカリの葉ですが、虫や小型の脊椎動物など動物性タンパク質も食べることがあります。 そのため通常は森に溶け込むために地味な色をしているのですが、今回保護されたオポッサムの子供は突然変異のせいで色素(メラニン)が薄くなり、黄色くなってしまったとのこと。 ですが、変異が起きた個体は、このオポッサムだけではありませんでした。 ■変異は集団に広がっていた 2018年に最初に保護されて以降、たびたび黄金のオポッサムの存在が確認されてきました。 上の写真では黄色いオポッサムの親子が写っており、黄色の毛皮が遺伝によって継承されていることを示しています。 保護団体によると、黄金のオポッサムの発見報告はメルボルン周辺で多いとのこと。 本来生存に不利であるはずの明るい外見を持つポッサムが、なぜ存在していられるのかは、まだ謎に包まれています。 続きはソースで https://nazology.net/archives/60498
引用元:http://2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1590301322