新型コロナウイルスの感染を防ぐため、タッチしなくてもスマホやATMが操作できる“非接触グッズ”が爆発的人気になっていることが9日、分かった。 スマホケースなどを製造する「ギルドデザイン」(三重・亀山市)が4月14日から販売した「純銅削り出しアシストフック」(税抜き1680円)で、直接触らなくても電車のつり革や網棚、手すりを“持つ”ことや、ドアノブの操作をすることもできる。当初は年間1万個の販売を想定していたところ、2日で2万5000個の注文があり、予約を一度停止。単純計算で約456倍の注文に担当者も「びっくりしました」とうれしい悲鳴を上げ、受注再開は5月末の予定だ。 この製品最大の売りは、ハンカチの上からやペンでは操作できないATMやスマホもタッチできることだ。日本製の純銅(純度99・9%)で作られており、銅は伝導性が高いため、機械にも対応することができる。さらに、米疾病対策センター(CDC)やカリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)などの研究によると、新型コロナウイルスはプラスチックやステンレスの表面上では2〜3日生存する一方で、銅では4時間ほどで死滅するとされている。 同社の担当者は「ツイッターを見ていたら電車のつり革を握りたくない、触りたくないという声が多かった。ハンカチとかでもいいですけど、不特定多数の人が触るATMは操作できないので。スマホケースの注文が減って機械も空いていましたので」と説明。日常生活再開へ向けて、大きな武器となりそうだ。(安藤 宏太) スポーツ報知 / 2020年5月10日 8時0分 https://news.infoseek.co.jp/article/hochi_20200510-OHT1T50003/
引用元:http://2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1589124910